無茶振りはチャンス
仕事をしていると、クライアントから無茶なスケジュールを押し付けられることがあります。ほとんどの人は「嫌だな」と思うでしょうし、中には「無理です」と断る人もいるでしょうが、私は「これはチャンスだ!」とうれしくなります。
これまで「IT社長」を自称していた私ですが、実はプロカメラマン「PHOTO DANIEL」としても活動しています。過去にはイタリアVOGUEの運営する PHOTOVOGUEに作品が掲載されたこともあり、今でも広告の撮影は事業の柱の1つとなっています。
無茶なスケジュール案件の成功例
そんな私のもとに少し前、某大手化粧品メーカーから「大型の広告撮影を2週間後にやってほしい」という打診がありました。 他業界の方にはイメージしにくいかもしれませんが、これはかなり無茶なスケジュールです。
ものすごく小さな撮影ならともかく、大型の広告案件ともなれば、大型スタジオを押さえ、モデルやヘアメイク、スタイリストも複数名手配しなければなりません。スタジオもスタッフも2週間前ではほとんどスケジュールが埋まっているので、空きを探すのはひと苦労です。
しかし私は喜んで仕事を引き受けました。自分の仕事の速さに自信があったからです。 そして実際、2日後にはすべてのスタッフとスタジオの手配が完了し、当日の撮影もつつがなく完遂することができました。
仕事が早くなければ対応できない
先方も素人ではないので、2週間前というタイミングで大型の広告案件を依頼するのが いかに無茶であるかは重々承知しています。そんな無茶な依頼を快く引き受け、スマートに対応して見せれば、感謝されないわけがありません。某大手化粧品メーカーからは、その後も継続的に好条件で受注をいただけるようになりました。 言うまでもなく、無茶なスケジュールに対応するには仕事が速くなければなりません。
もし私が仕事の遅い人間だったら「できません」と断るか、無理して請け負ったものの結 局対応できず、信頼を失うことになったでしょう。
無茶振りという「チャンス」を逃さないためにも、普段から仕事のスピードを磨いてお くことが大事なのです。
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