無意識力

旅先での仕事「ワーケーション」を採り入れよう

ワーケーションのすすめ

私はスポーツや料理と同じくらい「旅行」も好きなのですが、コロナ禍によって不要不急の旅行がしにくくなったこともあり、最近は、熱海、三浦、箱根など近場で1泊2泊ほどの「ワーケーション」をすることが増えました。

ワーケーションとは「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、リゾート地などで働きながら休暇をとる過ごし方を言います。2000年代にアメリカで始まり、日本では2018年頃から広がり始めました。当初はフリーランスのクリエイターなど一部の利用にとどまっていましたが、2020年にコロナ対策として一気に認知度が上がり、利用者や受け入れ施設も急増しました。

ストレスの軽減にもつながる

ワーケーションの魅力は、自然に囲まれた場所で働いてリフレッシュできることです。 私もコロナ後は月2〜3回ほどワーケーションを行っていますが、自宅よりもリラックスして働けるせいか、新しいアイディアが浮かぶことが多々あります。

また、インターネットサービスプロバイダーのビッグローブ社が温泉旅館を使って実験的にワーケーションを行ったところ、自律神経のバランスが改善したというデータも取れたそうです。 自律神経には、昼間や活動的なときに優位になる「交感神経」と、夜間やリラックス時に優位になる「副交感神経」があります。現代人は仕事のストレスや情報過多により「交感神経」が活発になりすぎる傾向が強く、それが体のだるさやイライラ、高血圧などにつ ながっています。

リフレッシュと業務効率アップを同時に叶える

そうした状況を改善するにはストレスをできるだけ溜め込まず、規則正しい生活を送ることが大切だと言われているものの、普通に仕事をしているだけでは、なかなか改善が難しいポイントでもあります。

だからこそ「最近イマイチ調子が良くないな」という方はワーケーションを試してみて ください。日常を離れ、余暇を楽しみつつ働くワーケーションなら、「リフレッシュ」と「業務効率アップ」を同時に叶えることができるでしょう。

 

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