無意識力

全力で趣味を楽しむための「趣味予算」をつける

遊び上手な人は仕事もできる

私は楽天時代から現在まで、たくさんの「仕事ができる人」を見てきました。彼らに共通するのが、仕事と同じくらい遊びも大事にしているということです。

遊びには、決断力や計画性、分析力といったビジネスに欠かせない「脳の実行機能」を 高める効果があると言われています。また、遊びには仕事の大敵であるストレスを軽減する効果があるし、遊びを通して新しい世界を体験し、視野が広がることも多くあります。 そう考えると、仕事一筋の仕事人間よりも、遊び上手な人の方がより仕事ができるのは当然といえます。

趣味予算を作ろう

ところが世の中には「お金がかかるから」という理由で趣味を楽しめない、楽しもうとしない人もいます。これは本当にもったいない話で、そんなことを言っていたらいつまでたっても「趣味にお金を使う↓仕事の効率が上がる↓評価が上がる↓収入が上がる↓もっ と趣味にお金を使える」という好循環を生み出すことはできません。

だから「趣味はあるのについお金をセーブしてしまう」という人は、家計からあらかじめ月1万〜3万円を「趣味予算」として計上しておきましょう。そして、計上した予算は何が何でも月内に全額使い切る。「残ったら貯金しよう」ではなく「1円も残さず使い切ろう」というノルマ意識をもつ。そうすると、予算が減っていくことに罪悪感や残念な気持ちを覚えることなく、心おきなく趣味にお金を使うことができます。

心から楽しいと思える遊びを見つけよう

ちなみに私の趣味はフットサルで、毎朝の日課として1人練習をするほか、週2〜3日 は1人で、あるいは友人を誘って「個人参加型フットサル」に参加しています。

このほか料理も好きで、夕食を作る頻度は妻よりも私の方が多いくらいです。平日は冷蔵庫にあるものでチャチャッと作ってしまいますが、土日など時間があるときは手の込んだ料理に挑戦します。シンプルながら奥の深い「煮込み料理」が好きで、今はロールキャベツを研究中。スパイスや素材によって風味が変わるのがおもしろく、一度作ると1週間くらい連続で改良版を作り続けることもあります。

私の趣味事情はこんなところですが、もちろん趣味の対象はスポーツや料理に限らず、 何でもかまいません。インドア系でもマニアックなジャンルでも、あなたが心から楽しいと思える遊びが、もっとも大きな効果を発揮するのです。

 

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