時短テクニック

オンライン会議では「リングライト」の活用がオススメ

実はオンラインでは化粧に力を入れなくてもいい?

Zoomなどのオンライン会議では、自分や相手の顔がつねに画面に表示されるので、リアル以上に「見た目」が気になる方も多いのではないでしょうか。

とくに初対面の人同士がオンライン会議を行う場合は、画面映りのよしあしで、印象はかなり変わってきます。「第一印象の8〜9割は見た目で決まる」というのはリアルでもオンラインでも共通なので、相手に少しでも良い印象を与えたいならば、カメラ映りも気にしなければなりません。

といっても、時間をかけて身だしなみを整える必要はありません。オンライン会議はさほど画質がよくないので、入念に髪をセットしたり、気合いを入れて化粧をしたりしても、見た目はそこまで変わらないからです。

オンラインの場合は「光」で決まる

実はWebの場合、自分が画面にどう映るかは「光」で決まります。きれいに化粧をした人よりも、上手に光が当たっている人の方が、Webの世界ではずっと魅力的に見えるのです。

私はプロのカメラマンでもあるので、光には人並み以上にこだわりがあって、Zoomでセミナーを行う場合はプロ用のLEDライトを複数台設置して臨みます。講師やユー チューバーなど「演者」を生業にしている人にとっては、ライティングの機材やスキルは不可欠なのです。

もちろん一般的なオンライン会議ではそこまでやる必要はありませんが、光が大事であることに変わりはありません。画面上での見た目をよくしたいなら、何らかの方法でライティングを行ってください。

もっとも簡単なライティングは「自然光」です。窓際に机とパソコンを設置し、顔が自然光に照らされるようにすれば、それだけで肌が美しく健康的に見えます。

自然光に頼れない場合は、リングライトを使おう

ただし窓を背にして座ると逆光になり、かえって顔が暗く映ってしまうので注意が必要です。パソコン画面の明るさは自動的に調整されるので、背景が明るすぎると自動的に明るさが落とされるためです。

窓際に作業スペースを作れず、自然光を頼れない場合は「LEDリングライト」を使ってみるのもいいでしょう。リングライトとは、動画や写真の撮影時に使う専門の照明器具で、肌をきれいに見せる効果があります。パソコンの後ろに置いて顔を照らすならスタンド付き、机やノートパソコンのフチに挟み、角度を調整しながら使いたいならクリップ式が便利です。照明モードを切り替えられる機種の場合、肌をナチュラルに見せたいときは通常色か暖色、頬の赤みを抑えたいなら白色というように使い分けます。

リングライトの値段はピンキリですが、今ざっとネットで調べたところ、6・3インチ程度の小型のライトなら送料込みで2000円以下のものがたくさん出ていました。オンライン会議用ならこれで十分だと思います。

光以外では「背景」にも気を付けてください。ビジネスの場に生活感を持ち込むのは望ましくないので、自宅からオンライン会議に参加する場合は、画面に映る範囲をスッキリ片づけるか、それが無理ならZoomの背景機能を使うようにしましょう。

 

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