PC活用術

デジタルツールを駆使し、最新トレンドや業界動向を倍速インプット

情報のインプットも効率化・高速化を目指して

あらゆる事象が目まぐるしく変化し続ける現代において、人並み以上の成功をおさめたいと願うなら、つねに社会や業界の動きに目を光らせておく必要があります。あなたが本記事をご覧になられたということは、現状に問題意識をもち改善したいという意識・意欲のあらわれですから、おそらくは普段からさまざまな方向にアンテナを張って情報をインプットされていることでしょう。

しかし、会社の業務なら「ここからここまで」とある程度は範囲が決まっていますが、 インプットには終わりがありません。あれもこれもと手を広げすぎると時間がなくなり、 情報収集がストレスになってしまいます。だから学ぶ意欲がある人ほど、インプットも高速化・効率化を意識しなければなりません。

効率化の良いおすすめのインプット方法

私も変化の激しいIT業界に身を置く経営者として、自分の業界だけではなく社会全体で何が起きているのか、世間の人は何に価値を感じるのか、今後はどんな技術・サービス が流行りそうかなど、幅広い分野の情報をつかんでおきたいと考えています。しかしその 一方、就業時間中は本来の業務に集中し、休日は家族や趣味の時間をしっかり持ちたいという欲求もあります。そうなると必然的に、インプットのために使える時間は限られてきます。

いつ、何を、どうやってインプットするのが最も効率的だろうか。

試行錯誤の結果、私は「ニュースサイト」「ビジネス誌」「ビジネス書」「SNS」「テレ ビ」など各ツールの特色をふまえた最適なインプット法を編み出しました。まず、社会や業界の動向、トレンドなどについての速報は、ネットのニュースメディアから得るようにします。

私の場合、一般的な経済ニュースは『日経オンライン』、広告・プロモーションに関する最新の事例は『PR EDGE』、IT系のジャンクなネタは『gigazine』というように、硬軟あわせて ほどのサイトをパソコンにブック マークして「ニュースサイトフォルダ」にまとめ、昼食後などの空き時間にざっと閲覧しています。紙媒体では『日経ビジネス』のみ定期購読しています。〝広く浅く〞という印象はあるものの、マーケットや経済全体のトレンドを把握するには最適で、特集や分析記事などは ビジネスの参考になることも多いです。

情報は本やKindleから得ることがおすすめ

このほか月10〜20冊ほどビジネス書にも目を通します。会社員時代はよく帰りの通勤電車で読んでいましたが、独立して通勤がなくなってからは、昼休みや寝る前の時間を読書にあてるようになりました。

ビジネス書や自己啓発書を速く読むコツは「前半重視」です。この手のジャンルの本は 前半に肝となるネタが詰め込まれていて、後半はオプション的な内容になっていることが多いので、前半はじっくりと目を通しますが、後半は流し読みするか、見出しを拾い読みするくらい。このやり方なら、1冊1時間もかからず読了できます。

ちなみにデジタル好きな私ですが、本だけはアナログで読みたい気分が残っているの で、自分の趣味や勉強のために読むときは「紙の本」を買っています。一方、ダイレクトに仕事に関わる本や、具体的なデータを参照したい場合はkindle版を購入します。 kindle版なら何冊でも持ち運ぶことができ、取引先や外注先の人にデータを見せながら説明できて便利だからです。

テレビはもはや情報収集ツールとしては時代にそぐわなくなりつつありますが、テレビ東京の『カンブリア宮殿』や『ガイアの夜明け』は興味深いテーマが多く、ビジネスパーソンなら観る価値のある番組だと思っています。とはいえ、決められた放送時間にテレビの前で待たなければならないのは苦痛なので、私は月額550円で「テレ東ビズ」の会員 になっています。リアルタイムでの放送とちがってスキマ時間に視聴でき、アプリを使えば倍速再生もできるので、月額550円のモトは十分に取れると思います。

 

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